大雪山(たいせつざん、だいせつざん)は、北海道中央部にそびえる火山群の名称である。
一つの山ではないことを明確にするため、「大雪山系」という呼称もしばしば使われる。大雪山系と言われる場合、広義には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園の南北63 km, 東西59 kmと広大な広さとなる。
「大雪山」は本来、現在「表大雪」と呼ばれている、御鉢平カルデラを中心としたエリアを指す呼称であり、「大雪山系」がそのように使われることもある。先住民アイヌは「ヌタップカウシペ、ヌタプカウシュペ nutap-ka-us-pe」(川がめぐる上の山)もしくは十勝岳連峰と合わせて「オプタテシケ op-ta-tes-ke」と呼んでいた。
国の特別天然記念物(天然保護区域)及び国指定大雪山鳥獣保護区(大規模生息地、面積35,534 ha)に指定されている。
旭岳(あさひだけ)は、北海道上川郡東川町にある火山である。大雪山連峰の主峰で標高2,291m。北海道最高峰で日本百名山のひとつ。
標高は従来2,290mとされていたが、2008年(平成20年)、国土地理院により2,291mに改定された。山頂には、一等三角点『瓊多窟』(重点整備点)がある。また、気象庁により大雪山として活火山に指定されている。
2018
11
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